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・解団式
本宮市国際交流事業「未来へつなげる もとみや英国訪問団2025」の解団式は、7月24日、市役所で行われました。
式では、訪英した中学生たちからの報告が行われ、英語を含めたコミュニケーションの重要性や難しさ、日本と英国との違い、仲間の大切さなど、英国で体験して実感したことや将来に向けての抱負が全員から述べられました。
高松市長からは「英国で体験したこと、学んだことを皆さんの後をついで英国に行く後輩たちも含め多くの方々に伝えてください。」とあいさつがあり、訪問団団長である大内教育長から「皆さんは、最初の頃は緊張や戸惑いがあったと思うが日を追うごとに積極的に、そして主体的に行動できるようになり、大きく成長しました。これからも世界に目を向けて、英国で学んだことを学校生活や将来に生かしてください。」と訪問団を総括した話がありました。
7月4日、英国訪問団は日本へ帰国し、市役所内で解散式を行いました。
渡英した中学生を代表して石川良輔さん(白沢中学校)がスピーチを行い、「英国に行く前は英語でコミュニケーションが取れるか様々な不安がありましたが、ダヴェナント校で次第に話が弾み、会話の難しさと楽しさを知りました。今回の経験を学校生活や将来に生かしていきたいです。」と述べました。
訪問団長である大内教育長は、「今回の訪問は大成功です。100点満点です。皆さん胸を張ってください。仲間と自分に拍手してください。本当に頑張りました。」と伝えられました。
7月3日午前、英国訪問団は歴史的建造物「ロンドン塔」を見学しました。午後は、大英博物館を訪れ、英国の文化や歴史を学びました。
7月2日、英国訪問団はダヴェナント・ファウンデーション・スクールで生徒間交流を行いました。
日英生徒でグループを組み、互いに挨拶を交わしダヴェナント校を見学しました。
本宮かるたやだるまさんが転んだ、習字などの交流プログラムにより、親交を深めました。
中学生たちは、言葉の壁を乗り越えて気持ちを伝えあうことの大切さを実感しました。
「ダヴェナント校のみんながフレンドリーに接してくれて、感動しました!」と交流の深まりに感激していました。
▲本宮かるた
▲だるまさんが転んだ
▲クリケット・テニス
▲習字
7月1日午前、英国訪問団はビッグベンやウェストミンスター寺院を見学しました。中学生たちは渡英前から憧れていた場所を訪れ、感激していました。続けて、バッキンガム宮殿の衛兵交代を見学しました。
渡辺副市長は、本市から職員が派遣されているクレアロンドン事務所を訪問しました。職員派遣の受入れや英国訪問事業への支援に対して御礼を伝えるとともに、今後の継続的な協力を依頼しました。
午後最初の訪問は、在英国日本国大使館です。鈴木浩大使と大使のパートナーであるパディントン、岡崎泰之公使、まゆみちゃんを交えて記念写真を撮影後、岡崎公使から講話をいただきました。「日本は島国なので暮らしのコミュニティと国境が同じだが、大陸では道一本で別の国ということもある。コミュニティにより文化や習慣に違いがあるが、自分たちと同じところを探して国際交流を進めてほしい。」と岡崎公使は伝えてくれました。中学生たちは、異なる価値観を理解し、相手と信頼関係を築くことの大切を学びました。
続けての訪問は、UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)です。福島県出身の大沼信一教授、日本人留学生の亀山華さん、西倉寛太さんから講話をいただきました。
大沼教授は、「日本にこだわらず世界に目を向けてほしい。何より、自分がやりたいことを早く見つけること。」と語り、中学生たちを激励されました。また、亀山さんは「留学により異国での大学院進学や就職など、選択肢が広がりました。」、西倉さんは「日本を相対化して見ることができ、優れた面と遅れた面を感じています。自分の考え方も、なんとかなる!というマインドになりました。」と話してくれました。中学生からは、「視野を広く持つことの大切さを感じた。高校以降の先のことも考えていきたい。」と感想が述べられました。
6月30日、英国訪問団は英国オリンピック委員会を訪問しました。シャハブ・ウディン最高執行責任者から歓迎のスピーチがあり、パリオリンピック銀メダリストのケイト・ショートマン選手(競技種目はアーティスティックスイミングデュエット)からの発表を聴講しました。ショートマン選手から、競技で使うユニフォームや髪飾りに触れさせてもらい、「オリンピックを通して、結果を出すために必要なことは前向きなマインドだと学んだ。」と講話いただきました。中学生たちは、オリンピアンとの交流に深く感銘を受けていました。
午後からは、友好協定を締結しているケンジントン&チェルシー王室特別区を訪問しました。ベネット区長、ベアトリス区長夫人、アレティ副区長から歓迎を受けました。もとみや国際交流親善大使のレディ・ボーリック、フリーマン氏、ハッド議員にもご同席いただきました。
ベネット区長のスピーチや区役所の様子から、王室特別区の歴史や伝統を中学生たちは改めて実感しました。中学生は「王室特別区と本宮市の関係がこれからも長く続いてほしい。」と語っていました。
渡辺副市長のスピーチ後、高松市長からの親書をベネット区長へお渡しし、大内教育長からは「プリンス・ウィリアムズ・パーク10周年記念式典アルバム」等の記念品を贈呈しました。
区役所を訪問後、訪問団はベネット区長たちと一緒に、英国庭園の姉妹庭園である「福島庭園」を散策しました。
6月29日、英国訪問団は英国ロンドンのヒースロー空港に到着しました。団員たちは所属する中学校を超えて仲良くなっています。明日からの訪問活動に緊張と期待で胸が高鳴ります。明日、6月30日は英国オリンピック委員会とケンジントン&チェルシー王室特別区、福島庭園を訪問します。
6月28日、英国訪問団は市役所で出発式を行い、英国へ向けて出発しました。
高松市長、団長である大内教育長から温かいエールを受け、見送りに来た家族や先生へ「いってきます!」と元気に告げて、中学生たち団員は旅立ちました。
本宮市の国際交流事業「未来へつなげる もとみや英国訪問団2025」の結団式が、6月19日、本宮市役所で行われ、中学生ら団員が出席しました。
訪問団は、大内順一教育長を団長、渡辺正博副市長を副団長に、市内中学3年生15人や本宮市関係者ら計22人で構成されます。
6月29日に羽田空港を出発し、5日間の日程で、友好協定を締結しているケンジントン&チェルシー王室特別区役所をはじめ、英国オリンピック委員会、在英国日本国大使館、ロンドン大学への訪問や、ダヴェナント・ファウンデーション・スクール生徒との交流などを予定しています。
結団式で高松市長は「皆さんは学校の行事としてではなく、市の代表として英国を訪問します。何をしてきたいか考えて臨み、この英国訪問で感じたことを学校の皆さんや多くの人に伝えていただきたい。」とあいさつされ、団長の大内教育長からは「英国訪問での沢山の出会いや異なる文化や価値観を学ぶこと、これは皆さんの大きな財産となります。本宮市の代表としての責任感を持ち、支えてくれるすべての方々に感謝の気持ちを忘れず、この訪問を実りのあるものにしていきましょう」とあいさつがありました。
訪問団員紹介の後、副団長を務める渡辺副市長から訪問団員を代表して本宮第一中学校の根本創さんに記念バッジが贈呈され、団員を代表して本宮第ニ中学校の小沼琥珀さんが「自分自身を大きく成長させるチャンスをいただき感謝の気持ちでいっぱいです。現地の方々との出会いや普段できない体験を心から楽しみにしています。この機会を大切に1日1日を全力で過ごしていきます」と意気込みを語りました。
参加中学生は以下の通りです。
▲訪問団員を代表して意気込みを話した小沼琥珀さん(本宮第二中学校)
▲副団長の渡辺副市長によるバッジの贈呈(訪問団員を代表して本宮第一中学校根本創さんへ)